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2016.07.04
原島 一男
映画の中で話されている、上品で丁寧なフレーズをそのまま紹介する連載。
任期の途中で亡くなったアメリカ副大統領の後任として、エヴァンズ大統領(ジェフ・ブリッジス)は女性上院議員のレイン・ハンソン(ジョーン・アレン)を後継者に指名します。レインは小学生の息子ティモシーを伴ってホワイトハウスを訪問します。大統領とティモシーの会話。
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PRESIDENT: Your mommy tells me that 「ママに聞いたけど、
you know more about the Presidents 君はほとんどの大人よりも
than most grownups. 大統領のことを知っているんだってね」
TIMOTHY: I like to study them. 「大統領のことを勉強するのが好きなの」
PRESIDENT: Mmm. Me too. 「ほーう、ぼくもだよ。
You must be very proud of your Mom. ママのこと、誇りに思っているだろう」
TIMOTHY: Year. Being the Vice President is better 「うん。副大統領になるのは
than being the President. 大統領になるよりいいんだもん」
PRESIDENT: Oh, I’m sure you're right. 「そうだろうな」
TIMOTHY: Because nobody wants to shoot 「何故かっていうと、
the Vice President. 誰も副大統領を撃たないからね」
-「ザ・コンテンダー」(The Contender 2000 監督/ 脚本:ロッド・ルーリー)
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・“Me too.” =「ぼくもだ」と相手に同意する表現
・most grownups =ほとんどの成人
・being ~ =~という存在/~であること
・I'm sure you're right. =きっとあなたは正しい。 →「そうだろうな」
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原島 一男
Kazuo Harashima